電動シニアカート?電動アシスト付三輪自転車?
その話を母にしたところ、非常に乗り気でした。
父の病気のことに加え、自身の今後の生活を考え不安でいっぱいになっていたのでしょう。都市部と違い、電車も1時間に上り下り各1本ずつ、路線バスも一日数本のみの田舎町では「車が使えない生活」は本当に不自由なものなのです。私自身もいつまで実家にいられるか未定です。
それでは「電動シニアカート」にするか、「電動アシスト付三輪自転車」にするか。
調べると、電動シニアカートは一台30万円以上、電動アシスト付自転車も20万円以上とかなりのお値段でした。もっと安いものだと思っていたのでちょっとびっくり。安易に決め「結局乗らず」となってはいけません。ネットで情報収集しながらの真剣な検討が始まりました。
私は電動シニアカートのほうが遠くにも楽に行くことができいいかなと思ったのですが、母の意見はこうでした。
「まだ早いのでは」
電動シニアカートはかなりのお年寄りイメージがあり抵抗もあったのでしょう。
またそれに乗るようになってしまったら、なおさら歩かなくなり、足腰が弱ってしまうのではという懸念もあったようです。
まずは電動アシスト付三輪自転車を利用し、それではキツイとなったら電動シニアカートを検討したい。それが母の希望でした。
fast_rewind前:父入院で歩行困難な母の生活が
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