「GearBest」で最も驚かされるのが、「基本送料無料」ということ。
アメリカ・ロシアの他、ヨーロッパの対象国、そして日本も無料配送対象国になっています。
「でも100ドル以上とかでしょ?」
と思ったらさらにびっくり。なんと1,000円台のものまで送料無料なんです。
これで本当に利益でるのか不思議ですが、Amazon出店ショップの中にも、深センから1000円前後のものを送料無料で配送しているところが結構あるので、実は非常に安く送れる方法があるのでしょうね。
配送方法と追加料金、配送所要日数
ただし「送料無料」だと、日数が15-30営業日と2週間以上かかります。
また配送時の取り扱いに不安がありますので、ある程度高額のものであればオプション配送料を払って、DHLなどにしたほうがいいでしょう。配送にかかる日数も大幅に短縮されます。
スマホやタブレットなどかさばらない高額商品は、DHL配送でも無料となります。
配送方法 | 所要日数 | 配送料 |
Unregistered Air Mail 非書留航空便 |
15-30営業日 | 無料 |
Registered Air Mail 書留航空便 |
15-30営業日 | オプション料(約0~300円) |
Priority Line 優先便(航空便→国内はヤマト運輸・佐川) |
5-10日 | オプション料金(約0~900円) |
Expedited Shipping 最速配送(DHL) |
3-7日 | オプション料金(約0~3,000円/800円前後の場合が多い) |
「Registered」はいわゆる書留と同じ番号追跡されるより安全な配送方法なので、「Unregistered」はその追跡が行われないということを意味します。
日本への配送方法は、公式ブログに記事があります。上記の表の「オプション料金」の目安金額も、このブログ記事を参考にしたものです。
(日本語非ネイティブの方が書いていると思われます)
●「GEARBEST」運輸方式及び住所の入力(随時更新) – GearBest日本公式ブログ
それによると・・・
- Priority Line(優先便)の場合は航空便で日本到着後はヤマト運輸か佐川
- スマホ・タブレットなど高額商品は「Priority Line」「Expedited Shipping」が無料
- 特定地域に居住の人がDHL利用選択した場合、30ドルの追加料金がかかる
商品によって配送オプション料金は変わる
実際の配送オプション料金を見てみましょう(確認方法はこちらのページを参考にしてください)。
まずはタブレットパソコンの場合。
スマホ・タブレットなど高額商品は、最短で届くDHLでも追加料金はかかりません。ただ住んでいるエリアによって30ドルの追加が発生する可能性があるので、その場合は「Priority Line(優先便)」で。
少し大きめの電動一輪車だとどうでしょう(Ninebot One E+ Unicycle with IPX5 Waterproof Level)。
この商品は、「日本への配送不可」となっていました。
すべての商品が日本から購入できるわけではないようです。
それでは小型ドローンはどうでしょう(Tiny QX90 90mm Wheelbase Racing Drone BNF)
梱包サイズは11x11x10cmと小さく、重さも140gのものです。
サイズが小さいこともあり、配送オプション料金も比較的低額です。
一方、もう少しかさばる大きなサイズの商品ではどうでしょう。
これは、超簡単設営できる簡易テントです。梱包サイズは80x80x6cm、重さは2.35kgとあります。
一般のAirmail便がなくなり、選べる配送手段は2種類のみとなりました。
うれしいことに、「Priority Line(優先便)」でも無料。しかもDHLより早く着く見込み(5~9日)となっています。DHLは書類やそれに準ずるものという前提があるので、商品の大きさやサイズによっては通常の航空便+宅配業者のほうが早いのかもしれません。
最後に安価なスマホケーブルを購入する場合。
時間がかかってもいいなら「Unregistered Air Mail(非書留航空便)」で注文すればいいと思いますが、そうでないなら国内で購入したほうがよさそげですね。
DHLで30ドルの追加料金がかかる「リモートエリア」とは?
DHLは、通常1,000円前後の配送オプション料金で利用することができます。
ただ住んでいる地域が都市部から離れた田舎の場合、追加でさらに「30ドル」がかかることがあります。
これについては、こちらのブログ記事に詳しく掲載されています。
●【GearBest配送方法】Expedited Shipping(DHL)で追加30ドル請求される地域を調べる方法 | Beヨンド
この記事によると、
- 注文後にリモートエリアと判明するとメールで追加支払いを求められる
- その時点で注文をキャンセルしたり、あるいは「Priority Line(優先便)」に変更できる
- 事前に自分で該当地域かどうか調べることもできる
ようです。
公式サイトにも同じことが書かれていますが、上記ブログ記事が非常にわかりやすかったので、都市部にお住いの方以外は一度読んでおくといいと思います。